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私の生きる道 宮﨑 明香里

生駒聖書学院73期生

宮﨑 明香里

(福岡ハーベストチャーチ)


神様を信じた証


私は大学生の時にイエス・キリストを信じ、生きる道を与えられました。イエス様を信じるまでの私は、生きる意味がわからず、人生に対して何の希望もありませんでした。自分の意見を人から否定される度に自己否定し、ついには「自分なんか生まれてこない方が良かった」とさえ思うようになりました。


大学3年生になった2017年、はじめて会った先輩に就活の相談をすると、次のように言われました。「聖書は、就活だけじゃなくて、人生のあらゆる問題の解決策が載っているよ。ちょうどこれから聖書の学びがあるから、良かったら一緒に学ばない?」。はじめて会った人から聞く、全く縁のない聖書の話。しかも今日聖書の学びがあるという偶然に、何か不思議なものを感じました。聖書を教養として学び始めましたが、先輩と話すうちに私の心も癒されていくようでした。


それからしばらくした時、問題が起こりました。学習塾でアルバイトをしていたのですが、受け持っていた生徒の大半から「他の先生に変えてほしい」と要望があったのです。私はその塾にいられなくなって、事実上クビになりました。途方に暮れている時に「祈って聖書を開いたら、ピッタリの箇所が出てくるよ」という先輩の話を思い出しました。


私は藁にもすがる思いで祈りました。「神様、あなたがいるならどうぞ教えてください。神は愛ですと先輩から聞いたけど、愛って一体何なんですか!!」

すると「あなたは美しい。あなたは美しい。(雅歌1:15)」という箇所が目に飛び込んできました。神様は、能力や経験ではなく、私の存在そのものを愛しておられることを知りました。


その後就活をしましたが、上手くいきませんでした。しかし就活ではなく聖書に、生きる意味の答えがある気がしました。そこで家の向かい側にあった教会に行きました。牧師先生は、とっても親しげに祈られました。まるで傍にいる人に話しかけるような祈りに、ますます聖書を知りたくなりました。


しばらくしてバイブルキャンプがあり、十字架の話を聞きました。そして帰りの電車の中で、最近人との関係が上手くいかなかったのは、自分の弱さを他人のせいにしていたからだと気づかされました。同時に、神様は以前の祈りに真実に答えてくださった方だとも思いました。どうしようもない罪人の私でも、イエス様が十字架にかかるほどに神様が愛している。その愛を私も受け取りたいと思い、2018年9月17日、21歳の時に、イエス・キリストを自分の罪からの救い主として信じました。


聖書には次のような御言葉があります。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16)」


生きる意味がわからなかった私が、神様に愛されていることを知りました。そして少しずつ自分のことを受け入れられるようになり、食事や服装などに興味が持てるように変えられていきました。イエス様の十字架によって、生きる喜びが与えられたことを心から感謝します。



人間をとる漁師に…


仕事が忙しく自分の将来が全く見えない時に、教会で「神はどんな者でも用いる」というメッセージを聞きました。その時、こんな私でもいいならどうぞ好きに用いてくださいと、投げやりな気持ちで献身しました。


そして、日曜休みを優先して、仕事を辞めることにしました。しばらくして後、教会の牧師から書くことと朗読の奉仕を頼まれました。やってみると案外楽しくて、これを仕事にすることにしました。


その後、商品説明文を書くアルバイトをしたのですが、私が伝えたいのは商品ではなく福音だと気づかされました。アルバイトを辞めて自分なりに福音を伝えようと、新しい仕事の面接をする1時間前、神様から次のように示されました。「すべての仕事を辞めてわたしの働きに仕えなさい」と。


実はこのように示される前に、何度も「わたしはあなたを人間をとる漁師にしよう」とみことばが語られていました。しかし、意味もあまりわからず、私に語られたのではないと思っていたため、ずっと無視し続けていました。


面接前というタイミングで改めて示されたことで、これは本当に神様からの召しであるという確信が与えられました。そして、神学校を探していた時に、ある牧師先生が生駒聖書学院を強く薦めて下さいました。


それならばと、生駒聖書学院の体験入学に行くことにしました。体験入学の直前に教会の姉妹からリクエストした本をやっと借りられました。「わたしが示す地へ行きなさい」というタイトルであることをはじめて知り、神様の導きを感じました。


このように生駒聖書学院の入学へと導いてくださった主に、心から感謝します。

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